「赤毛のアン」シリーズ本を3人の翻訳者で読み比べてみた感想は?

2020年12月29日

赤毛のアン良い本ですよね

日常とか平凡のなかにある「かけがえのない素晴らしさ」を教えてくれる本だと思います。自然豊かなアンの世界に、みずみずしい空気を感じられて、僕は子供の頃を思い返しながら読んでいました。

翻訳者多過ぎ!誰で読めばいいのかわからん!

そして実は赤毛のアンには多くの続編があるのです。

自分も最近夢中になって

  • 村岡花子さん
  • 掛川恭子さん
  • 松本侑子さん

の3人の訳で読んでみたんですが

 

3人とも印象が全然違うじゃん!

と結構驚いたんですよね。

 

これを聞くとなおさら、誰の翻訳者の本を読もうか迷ってしまうかもしれません笑

そこで今回は「3人の翻訳者の特徴」と「個人的に誰が一番読みやすかったか」を作品を比べながら紹介します!

翻訳者の特徴・読みやすさ・省略の有無に関して「実際のところはどうなの?」という部分を比較してみたので

翻訳者を誰にしようか迷われている方は

参考にしてみてください

『赤毛のアン』とは? 

「赤毛のアン(原作:Anne of Green Gables)」は1908年に、カナダの作家L・M・モンゴメリが発表した長編小説です。

”赤毛のアン”という訳題は翻訳家の村岡花子さんが考案しました。NHKの連続テレビ小説「花子とアン」では、村岡花子とアンの翻訳の半生が描かれ、ご覧になった方も多いと思います。

出典:u-next.jp

U-NEXTで花子とアンを視聴する(このページからだと1000円分のポイントが付与

 

あらすじ

男の子を養子に迎えるはずが、手違いで少女を引きとることになった老兄弟のマリラとマシューだったが、少女(アン)の持ち前の明るさと想像力に引き込まれていく。アンがクイーン学院を卒業するまでの5年間を、自然豊かな美しい島をバックグラウンドに描く。

 

赤毛のアンには続編がある!

実は赤毛のアンには多くの続編が出ていて、現在11巻まで刊行されているんです。これらをまとめて”アンブックス(アンシリーズ)”と呼んだりします。このうち1〜8巻までがアンを主人公とした物語で、残りの2巻は短編集となっています。

松本侑子訳の赤毛のアンを見てみる

 

赤毛のアンの翻訳者は誰がオススメ?【読みやすさ・特徴など比較】

 

日本初の全文訳・訳註解説付き!

松本侑子(新完訳)

いきいきと華やかに描かれたカバーが素敵!

最近人気が出ているのがこの方の訳版で、Amazonとか書店でも結構売れているそうです。ついつい手にとりたくなってしまうような可愛い表紙カバーも人気の理由かも知れませんね。

そして、今年の11月には最新訳「アンの夢の家」が出版されました!現在松本侑子さんの新完訳版シリーズは「アンの夢の家」を含めて1〜5巻まで発売されています。この続きも順次発行する予定で、8巻まで刊行することが決まっています。

今まで赤毛のアンって、子供向けなのかなと思っていたのですが、僕は松本侑子さんの解説付きのアンを読んで「アンって全然大人の文学じゃん」と実感しました。シェイクスピアの詩とか聖書の切り抜きが結構登場するので、解説を見ながらじっくり読むと面白かったりするんですよね!時代背景を理解しながら読み進めてみると見え方が変わるかもしれません。(→松本侑子さんの最新作)

 

 

 

今なお人気高い名訳!

村岡花子

 

「赤毛のアン」の翻訳で一番有名で、連続テレビ小説の『花子とアン』でも話題になった村岡花子さんの訳版です。

言葉に日本語に昔っぽさが漂う、村岡花子訳の赤毛のアン。読みにくい箇所もあって少し読むのに時間がかかってしまいました。

 

 

圧倒的読みさすさ!

掛川恭子(完訳)

哀愁が感じる大人な装丁が良いですね!

 

2005年に発刊された”完訳クラシック赤毛のアン”は、全訳となっています。

この方の翻訳は本当に読みやすいです。表現も村岡さんと比べるとやんわりとしている上、上品な印象を受けました。内容が入ってきやすいので、ストレスなく物語にすることができたことから、掛川さんが一番お気に入りです!

掛川恭子さんの赤毛のアン

割と長めの本を読むことが苦手な方や読みやすさを重視する方は、掛川さんのアンを読んでみてはいかがでしょうか?

読みやすい

村岡訳は途中で挫折しましたが、この本でやっと読了することが出来ました。

出典:amazon.co.jp

 

 

【お探しの本が見つかる!】赤毛のアン「1〜11巻」 リンク集

 

赤毛のアン

アンの青春

アンの愛情

アンの幸福

アンの夢の家

炉辺荘のアン

虹の谷のアン

アンの娘リラ

アンの友達

アンをめぐる人々

アンの思い出の日々(上)

アンの思い出の日々(下)

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